925 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/04(火) 20:34:01 ID:QwDb3m8e

去年の6月ぐらいの話。
俺のアパートのある学生街も大学に近い場所、処刑場跡近くにある。
アパートは玄関はいって左手に風呂、右手にトイレ、正面に台所を兼ねた通路、その奥に正面に大きな窓のある十畳程の部屋ってつくり。
その当時は部屋がごちゃごちゃしてて、窓際にベッドを置いて寝てた。
その日も寝る前のひとときをVIPみながら過ごしてた。最後に見てたスレは「怖い話@VIP」だったか。
例の如くコピペや雑談で盛り上がってた。200程読んだところで睡魔に勝てなくておとなしく眠った。
しばらくして、異変。
眠ってるはずなのに、妙に意識がはっきりしてる。疲れてるのかなーとか思いながら寝返りを打とうとした。
打てない。金縛りだった。
どうしよーって思ってたら、遠くの方からかすかに《・・・・・・サクッ・・・・・・サクッ・・・・・・》って、芝生を歩くような…草を掻き分けるような、どっちともとれる音が聞こえてきた。
頭の中には深緑の草が生い茂った映像が映し出された。(やばいやばい近寄ってきてる神さま神さま助けて)って念じるしかなかった。でも音は・・・・・・サクッ・・・・・・サクッ・・・・・・と次第に大きくなっていく。
声を出そうにも、擦れたような、喉の辺りで声が遮られる感覚しかない。その間も・・・サクッ・・・サクッ・・・は近付き、ついに窓の外で止まった。
(神さま助けてくださいまだ死にたくないすいません助けてください)って必死にお祈りしてた。でも、サクッサクッサクッサクッって窓を抜けて隣に立った気配が。
もうダメだと思った。1m以内に気配を感じる。自分の左側に圧迫感がある。第三者視点で、寝てる俺と真っ黒というか闇の固まりみたいなそれが見える。
それで、その気配が屈みこんで俺の顔を覗き込んだ瞬間、俺の意識は飛んだ。

翌朝目が覚めて、辺りを確認。閉めておいたはずの、トイレへ通じる戸、風呂へ通じる戸、部屋の戸が全部開いてた。
それだけのこと。
窓際で寝てたってだけあって死ぬほど怖かった。アパートの近くに草があるような場所なんてないし。ましてやベランダと地上には差があるし。
一人暮らしをして初めて帰りたいと思った



926 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/04(火) 20:34:01 ID:QwDb3m8e


928 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/04(火) 23:02:29 ID:RZ74rjbi

>925
VIPの草じゃないの?wwwwwっていう


929 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/04(火) 23:31:25 ID:PN7+Clr6

>>928

その発想はなかった


930 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/05(水) 03:02:16 ID:SHHkNicr

亡霊まで「うはwwwおkwwwww」「VIPからきますたwwwwww」
「こいつwwwwwwかwwwなwwwwしwwwwwばwwwwりwwwwwww」
「こいつの部屋の扉全開にしてやろうぜwwwwwwwwwww」
とか言ってるのか。世も末だな。


931 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/05(水) 11:01:28 ID:3BVqqc+F

>>930

wwww


932 :おさかなくわえた名無しさん :2008/03/05(水) 11:01:28 ID:3BVqqc+F


引用元:http://life9.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1200285169/